Winny作者の不当逮捕について4

開発者は違法性認識」警察庁長官ウィニー事件で、、

http://www.asahi.com/national/update/0513/027.html

「開発者は違法性認識」警察庁長官ウィニー事件で

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 京都府警がファイル交換ソフトWinnyウィニー)」の開発者を著作権法違反の幇助(ほうじょ)容疑で逮捕した事件に絡み、「包丁をつくった人間を殺人幇助に問えるのか」といった批判もあることについて、佐藤英彦警察庁長官は13日の定例会見でこうした見方を否定した。

 「著作権法に触れることを認識して、(使用者が)摘発されにくいように改良をし、捜査を免れようとした。それを周知し、繰り返した。(開発行為そのものを幇助としたのではなく)そのような行為全体をとらえた」と語った。

(05/13 20:00)

ウィニー」の“生みの親”天才技術者の素顔

http://www.zakzak.co.jp/top/2004_05/t2004051119.html

ウィニー」の“生みの親”天才技術者の素顔

ドン・キホーテを気取るも…著作権に敗北

「体制を崩壊させる」。問題視されているファイル交換ソフトWinny」(ウィニー)で、“お縄”になった東大大学院助手、金子勇容疑者(33)。最高学府で勤務する傍(かたわ)ら、トンデモ勘違いで夜な夜な200万人ユーザーを虜(とりこ)にする前代未聞のアングラ(地下)ソフトの発明に没頭していた。ドン・キホーテを気取り、著作権に真っ向勝負して敗北した天才技術者。その素顔は、とってもオタクな独身男だった−。

 「体制を崩壊させるには、著作権侵害を蔓延(まんえん)させるしかない」

 京都府警の調べに、イデオロギッシュな供述をしている金子容疑者が、ウィニー開発を開始したのは平成14年4月。前年11月には流行していたウィニーと同様のソフトが京都府警に摘発され、交換ソフトは「超危険」というイメージが定着していた最中だ。

 金子容疑者はネット上の巨大掲示板2ちゃんねる」で「ファイル共有ソフトつーのを作ってみるわ」と宣言。

 直後に「匿名性を実現できるファイル共有ソフトが出てきて、現在の著作権に関する概念を変えざるを得なくなる」「自分でその流れを後押ししてみよう」などと著作権への“挑戦状”を書き込み、「2日に一度の睡眠」(金子容疑者の書き込み)で翌月にウィニーを公開した。

 ユーザーは200万人近くに膨れ上がり、無料でウィニーを公開した金子容疑者はネット上で“神様”に。金子容疑者も人気に応えるかのごとく236回もウィニーの改良を重ねる。

 金子容疑者は栃木県出身。地元の名門・県立栃木高を卒業後、茨城大工学部情報工学科に進学。その後は同大大学院の博士課程まで進む。

 大学ではコンピューターで3Dの物体を動かすオブジェクト工学を習得。「アニメボディー」と題し、パソコン上でリアルなフィギュアの少女を動かしたり、着せ替えができるオタクっぽいソフトなど続々開発、“敏腕”ぶりを見せつける。

 11年4月からは日本原子力研究所の博士研究員として、コンピューター画面の研究に携わる。研究所関係者は「極めてマジメな勤務態度だった」と振り返る。

 12年11月にIT企業へ転職。トントン拍子で14年1月には東大大学院情報理工学系研究科の特任教員として採用され、院生のソフト開発指導にあたっていた。

 現在は東京都文京区根津のワンルームマンション5階一室(家賃約8万8000円)で一人暮らし。近所の住人は「おとなしそうな感じ。あいさつしても『ウン』と頭を下げるが、声を出さない。いつも私服で学生の延長という感じだった」と、ここでもオタクっぽさをにじませる。

 栄華を誇ったウィニーと金子容疑者の転落は昨年11月。2人のウィニーユーザーが逮捕され、金子容疑者宅にも家宅捜索が入ったのだ。

 「ノート(パソコン)だけでもいいから返してもらえないと仕事に支障がでるのですが、どんなもんなんでしょうか…」

 無反省の金子容疑者は府警へのメッセージを残してサイトを閉鎖したが、ノートどころか自分自身が家に帰れないトホホな結末となった。

 世を席巻したウィニー騒動。ネットジャーナリストの森一矢氏は「ウィニーが出たころから開発者は逮捕されると思っていた。ソフト開発はとても目立つ行為なのに、この兄ちゃんは防御線を張るどころか、来るなら来いと挑戦的だった」と金子容疑者の“態度”を疑問視する。

 また森氏はウィニーの今後について「鉄壁の要塞(ようさい)の中に100万人以上の人間が悪いことしていたわけだが、そのキーマンが捕まった。それによって(ユーザー)全員がいつ逮捕されてもおかしくない状態となった。今後も定期的に警察によって“いけにえ”が摘発されるだろう」と“壊滅”を予想している。

ZAKZAK 2004/05/11

じゃ、Winny出版本をだしてたとこにも捜査、摘発、バッシングをおこなってください。
幇助云々ゆうなら、書籍や雑誌で煽ったとこのほうが、影響力おおきいでしょ。
ライトユーザーにもWinnyの存在をしらしめたわけだから。

なんだろうね、、、この国は、、、
官も民間組織も、弱い立場にあたる個人にたいしては、
ものすごく強行にでるワケだが、既得権益にむらがってる巨大組織に対してはナニモシナインダナ。


著作権法に触れることを認識して・・中略・・そのような行為全体をとらえた」

さて、、、ここまでおっしゃるわけだから、
違法行為を助長しつづけたネットランナーあたりは
廃刊になるまで叩いてくれるんだろうね。

警察さんよ♪