家族会が官邸前で集会 実務者協議前に拉致問題進展訴え

北朝鮮の最終カードは宣戦布告だと思う。
つまり、こちらが強硬にでれば、宣戦布告とうけとって武力をちらつかせるといったところだろう。

それに対して日本の軍事力はどうだろう?
「ミサイルが一発でも飛んできたら、北朝鮮全土を焦土にしてやる」
というような軍事力があれば、交渉も非常にスムーズにいくのだが、
いかんせん敵領土を攻撃する装備が自衛隊にはないというではないか。

最後のよりどころを暴力に頼っている人間に対してはその暴力を上回る暴力がないと要望を通すことはできないはずだ。
これは、人間個人の犯罪とそれに対する抑止をみてみてもわかると思う。

そう考えると、やはり最後の頼みは米国の軍事力を頼みにしての交渉をするしかないと思うのだが・・・

はてさて、超合理主義のアメリカとブッシュはそこまで付き合ってくれるのだろうか。

強硬に出るに出れない状況のままで交渉したところで、のらりくらりとかわされるのがオチだと思うのだが。

家族会が官邸前で集会 実務者協議前に拉致問題進展訴え

 拉致問題を話し合う第3回日朝実務者協議を前に、拉致被害者の家族ら約70人が9日午前、首相官邸前で集会を開いた。家族らは「訪朝団は一歩も譲らず毅然(きぜん)とした態度を取ってほしい」などと一人ひとりマイクを握り、拉致問題の進展を訴えた。

 メンバーは「もう我慢の限界だ!拉致被害者全員の救出を!」と書かれた横断幕を広げた。北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)の横田滋代表は「これまでの2回の協議は実質的な成果は上がらなかったが、今回は訪朝団に警察庁も参加し先方も逃げられない。訪朝団を私たち全員で後押ししたい」とあいさつした。 (11/09 11:28)

http://www.asahi.com/national/update/1109/012.html

 
 
 
 
 
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