竹島問題、4社掲載 韓国、強く反発

個人的には

「どうでもいい」

これに尽きる。
 
 
 
たしかに海洋資源の問題が大きく絡んでくるのであろうが、自分の生活に直結するわけではないので、感情的にならなければどうでもいいというのが正直な感想である。

自分の知る限り、お互いがお互いの都合のいい時代まで遡って領有権の主張をしているようにみえるのでお互い見苦しいことこの上ない。
ただ、日本のほうが大人の対応をしているので、韓国側に比べて国民の道徳、教養レベルの高さがうかがえた。
日本側は韓国の国旗を燃やしたりしていないからね。

相手がキャンキャン吼えてても、こちらは大人の対応をしていけばよいと思う。
こちらに理があるのであれば、右翼のような意味不明の感情的なパフォーマンスはせずに、理詰めと国際的な根回しですこしづつきっちりと切り取っていけばいいだけのことだ。

個人的な感想として、日本側の根拠の方に分があると感じる。

竹島問題、4社掲載 韓国、強く反発
2005年04月05日23時09分

 文部科学省は5日、来春から使われる中学校用教科書の検定結果を発表した。竹島(韓国名・独島)については、扶桑社を含む4社の社会科教科書が取り上げた。残る4社も「客観的な情勢が変化した」として、自主的に訂正を申請し、掲載することを検討している。

 扶桑社版の当初の記述は「韓国とわが国で領有権をめぐって対立している竹島」。これに対し、「領有権について誤解するおそれのある表現」との検定意見がつき、同社は「韓国が不法占拠している竹島」と修正して合格した。

 文部科学省は「日本固有の領土の竹島について、わが国と韓国が対等に記述されていた」と説明。扶桑社は「外務省のホームページに載っている記述に基づき直した」という。

 今後、訂正申請を予定しているある社は「他社に載っているのに取り上げていないと、採択の段階ではねられる。今の情勢として、拉致や領土の問題はポイントだ」と話している。現行本では、扶桑社など2社が竹島問題を記述している。


 今回の検定結果について、韓国政府は5日、声明を発表し、竹島の領有権を巡る記述に対しては「深刻な憂慮」と強い表現で反発。政府として「確固とした対応」で臨む方針を強調した。

 特に、扶桑社版の表現の変更については、「文科省の指導で改悪された。日本政府による明白な挑発であり、植民地支配や民族解放の歴史を否定する行為だ」(大統領府関係者)と、厳しく批判している。

 韓国政府の声明は、検定全体に対しては、「一部の教科書が過去の過ちを合理化し美化している」とし、「根本的な是正」を日本政府に求めているが、「日本政府の努力」を評価し、冷静に対処する姿勢もうかがわせている。それだけに、竹島記述に対する突出した反応が目立つ形になった。

 これに関連し、小泉首相は5日、首相官邸で記者団に「(竹島について)韓国と日本の立場は違う。それがあるからと言って、他の面に対立を広げるのはよくない。感情的対立を避けて、両国の友好を考えるのが大事だ」と語った。

http://www.asahi.com/national/update/0405/TKY200504050308.html?t