コムスン=グッドウィル指定うちきり

青臭い理想論を恥ずかしげもなく堂々としゃべる人間がトップをやっている企業は信用できない。
まさに上記を証明した事例ですな。
 
就職活動で会社を選ぶときは注意しましょう。
とくに急成長中などというところは要注意ですよ。
こういったところはトップの妄想ばかりひろがって足元(組織運用など)がガタガタですから。


国会 会期延長
弱い者いじめ折口雅博を証人喚問せよ
 
厚生労働省は、訪問介護事業大手の「コムスン」が全国に展開する約2000事業所のうち1600余りについて、介護事業所としての指定を更新しないことを決め、都道府県に通知した。
これはコムスンへの事実上の退場処分だが、当たり前のことだ。悪徳業者が跋扈する介護現場などこの日本にあってはならない。
 
グッドウィル・グループ会長 折口雅博はなんて悪辣な男なのか?
かつて「ジュリアナ東京」「ヴェルファーレ」で名を馳せたアンチャンが急にこれからは介護事業だと言いはじめたのは約10年前だった。
チャラチャラした若者から金を巻き上げる商売ならいざ知らず、介護が必要なお年寄りから金を巻き上げるとは人間ではない。
そして国の重要なシステムである介護保険制度を食い物にしたのだ。
防衛大学では任官拒否したそうだが、いくら国の金を食い尽くせば気が済むのだと言いたい。
 
グッドウィル・グループのもう一つの柱、人材派遣事業も介護事業同様これから問題になっていくだろう。
スポット派遣なんて呼んでいるが、平たく言えば日雇い労働の口入れ稼業だ。
この極端に不安定な就労形態が若者のワーキングプアを生み出す原因となっている。
折口雅博のビジネスモデルは常に弱い者からの収奪なのだ。
 
挙げ句の果てはコムスンの全事業を、同じグッドウィル・グループ連結子会社日本シルバーサービスに譲渡する方針を決めたと発表した。
処分逃れは明白だ、厚生労働省を完全になめきった態度を示しているが行政もそんなに馬鹿ではない、然るべき措置を準備している。
「顧客へのサービス継続と従業員の雇用の確保を最優先するため」と喧伝しても、ホリエモンが介護事業をやっているようなものだ、誰の目にも明らかだろう。
 
事件の重要度からすれば姉歯と変わらない、むしろ深刻だ。
年金問題など国会のスケジュールは一杯なので迷惑千万だが、会期延長してでも折口を証人喚問に引っ張り出し、事の仔細を質すべきだろう。
 
グッドウィル・グループの企業理念に「正しくないことをするな、常に正しい方を選べ」という訓があるが笑わせるなと言いたい。
実は折口だけではない、ベンチャー企業経営者の行儀の悪さには目を覆う、遵法精神のカケラもないのだ。
「正しい仕事をして、正しい決算をする」たったこれだけのことも出来ないベンチャー経営者は永遠にブタ箱に居てくれと言っておく。
 
http://www.itoyama.org/contents/jp/days/2007/0607.html